誰も教えてくれなかった「墓石の選び方」

誰も教えてくれなかった「墓石の選び方」

意外と知らない墓石の選び方をご紹介します。

墓石の選び方は人によって様々です

巣鴨石材にご相談にいらっしゃる方の墓石の選び方は十人十色です。簡単にまとめると
色を重視される方」「産地を重視される方」「墓石価格を重視される方」の3通りが多いです。

墓石には白系・黒系・グレー系・グリーン系・レッド・ピンクなど様々な色合いがあり模様も様々です。「色を重視される方」はご希望の色の中で予算等を踏まえ理想に近い石をお選びになります。 また一時の尖閣諸島を巡る問題により、中国産を敬遠してか国産墓石の人気が高まった時期がございます。それは一時期に過ぎませんが、国産墓石の希少性などにより国産を希望される方など様々な理由で「産地を重視」し、その中でご希望の色や柄をお選びになるかたもいらっしゃいます。またその反面、色や産地よりも「墓石価格を重視」というお客様もたくさんいらっしゃいます。墓石選びの際は、何を基準として墓石を選ぶかが一つのポイントになります。

「値段が高い」=「品質の良い墓石」とは限りません

墓石価格が高ければ“いい石”というのは必ずしもそうではありません。勿論高い墓石のほとんどは非常に品質のよい石ですが、一部では「高い」=「品質が良い」とならない石もあります。

それはどういうことかというと、「希少性」によって値段が高くなってしまう石があるからです。例えば国産墓石の「浮金石」や「大島石」は、墓石の中では高価格な部類に入るかと思います。しかし「浮金石」や「大島石」の品質は同価格の墓石と比べると必ずしも良いとはいえません。しかしなぜ高価格な部類に入るかといえば、採掘量が非常に少ないためです。

先述した通り、高い墓石のほとんどは非常に品質のよい石ですが「浮金石」や「大島石」などを例に挙げると「高い」=「品質が良い」墓石とは限らない場合もあることを知っておきましょう。またその逆に採掘量が多いため、品質が良いのに安い石もございます。

5年10年先の墓石状態も考える

水を吸ってしまった例墓石選びの際についつい現状の見た目ばかりに目がいってしまいますが、墓石は一度建てたら何年何十年も雨風にさらされた状態になります。見た目はすごく綺麗でも墓石の種類によっては劣化の早いものとそうでないものがあります。

基本的には劣化しにく墓石は吸水率の低い墓石だといえます。吸水率が低ければ雨の際にも石が水を吸わずに劣化をある程度防ぐことができ、建墓当初の艶や光沢が長い期間にわたり維持されます。

また吸水率以外にも石が含む「鉄分」にも気をつけたいところです。例えば黒系墓石で有名な「山西黒」は建墓当初は慣れない方ですとクンナム黒と見分けるのが難しいぐらいの色艶がありますが、鉄を含む石のため徐々に鉄と雨水によって白っぽくなっていってしまいます。

希望の色をイメージし、予算の中で硬度が高く水を吸いにくい石を選ぶ

墓石は一生の買い物だからこそ、ご納得できる墓石をお選びください。

巣鴨石材ではお客様のご予算の範囲内で「ご希望の色柄」「品質が良くて安い墓石」などのご提案・ご案内を行っております

また、各墓石のサンプルもご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

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